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陰茎の赤み・痛み・しこり・曲がりは放置しないで

  • 執筆者の写真: ドクターエージェント 株式会社
    ドクターエージェント 株式会社
  • 5 日前
  • 読了時間: 5分

陰茎包皮炎・陰茎がん・ペイロニー病・性感染症について

陰茎に赤みや腫れ、かゆみ、痛み、しこり、ただれなどがあっても、「恥ずかしい」「そのうち治るだろう」と受診をためらってしまう方は少なくありません。

しかし、陰茎に現れる症状の原因は、比較的治療しやすい炎症から、性感染症、陰茎の変形を引き起こす病気、まれながら陰茎がんまでさまざまです。

症状だけで病気を自己判断することは難しいため、異常が続く場合には泌尿器科で適切な診断を受けることが大切です。


陰茎に現れやすい症状

次のような症状がある場合は、陰茎や尿道に何らかの病気が起きている可能性があります。

・亀頭や包皮が赤く腫れている・かゆみやヒリヒリした痛みがある・白いカスや膿のような分泌物が出る・排尿するときに痛む・陰茎にしこりや硬い部分がある・勃起すると陰茎が強く曲がる・勃起時や性行為時に痛みがある・治りにくいただれや潰瘍がある・いぼのようなものができている・陰茎から出血する

症状が軽く見えても、性感染症や悪性疾患との区別が必要になることがあります。


1.陰茎包皮炎・亀頭包皮炎

陰茎包皮炎、または亀頭包皮炎とは、亀頭や包皮に炎症が起こる病気です。

主な症状は、赤み、腫れ、かゆみ、痛み、皮むけ、ただれ、白いカス、悪臭などです。細菌やカンジダなどの真菌が関係する場合のほか、洗いすぎ、強い摩擦、蒸れ、石けんやボディーソープによる刺激などが原因になることもあります。

糖尿病などによって感染症にかかりやすくなっている方では、炎症を繰り返すことがあります。

清潔にしようとして強くこすったり、消毒液を使用したりすると、かえって皮膚を傷つけて症状が悪化する可能性があります。自己判断で市販薬を使い続けず、症状に応じて抗菌薬や抗真菌薬などの適切な治療を受けましょう。


2.海綿体硬化症・ペイロニー病

一般に「陰茎硬化症」「形成性陰茎硬化症」「海綿体硬化症」などと呼ばれる状態の中には、ペイロニー病を指している場合があります。

ペイロニー病は、陰茎海綿体を包んでいる白膜に、線維性のしこりである「プラーク」が形成される病気です。プラークの部分が勃起時に十分伸びなくなることで、陰茎の曲がりや変形が起こります。ペイロニー病は良性疾患であり、がんや性感染症ではありません。

主な症状は次のとおりです。

・陰茎に硬いしこりを触れる・勃起時に陰茎が大きく曲がる・勃起すると陰茎が痛む・陰茎が短くなったように感じる・陰茎の一部が細くなる・性交が難しくなる・勃起障害を伴う

症状が軽い場合には経過観察となることもありますが、痛みや変形が進んでいる場合には、薬物療法、注射治療、牽引治療、手術などが検討されます。治療方法は症状の進行段階や曲がりの程度によって異なるため、早めに泌尿器科へご相談ください。


3.陰茎がん

陰茎がんは、主に亀頭や包皮に発生する悪性腫瘍です。比較的まれな病気ですが、初期には痛みがないことも多く、炎症や性感染症だと思って放置されることがあります。

初期症状として、カリフラワー状のしこり、びらん、治りにくいただれ、潰瘍などが現れます。感染を伴うと、膿や悪臭が生じる場合もあります。

次のような症状が続く場合には、できるだけ早く泌尿器科を受診してください。

・治療しても治らないただれがある・陰茎に硬いしこりがある・いぼ状の病変が大きくなっている・陰茎から出血や膿が出る・包皮や亀頭の色や形が変化した・足の付け根にしこりを触れる

診断には視診や触診を行い、必要に応じて組織の一部を採取する病理検査、MRIやCTなどの画像検査が実施されます。


4.性感染症

陰茎の痛み、かゆみ、ただれ、いぼ、膿、排尿時痛などは、性感染症によって起こることがあります。

代表的な性感染症には、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、梅毒、性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどがあります。

クラミジアや淋菌による尿道炎では、排尿時の焼けるような痛み、尿道のかゆみ、尿道から白色や黄色の膿が出るなどの症状がみられます。一方で、感染していても症状が軽い場合や、自覚症状がまったくない場合もあります。

性感染症が疑われる場合には、自分だけでなくパートナーの検査や治療が必要になることがあります。治療が完了するまでは性行為を控え、医師の指示に従うことが大切です。

コンドームは感染リスクを下げるために重要ですが、性器ヘルペスや尖圭コンジローマ、梅毒など、コンドームで覆われていない皮膚から感染する可能性がある病気もあります。


陰茎の症状は恥ずかしがらずに泌尿器科へ

陰茎の病気は、見た目や症状が似ているものが多く、自己判断だけで原因を特定することは困難です。

市販薬で一時的に症状が軽くなっても、感染症や別の病気が隠れている可能性があります。特に、症状を繰り返す場合、しこりや変形がある場合、ただれが治らない場合、排尿時の痛みや膿がある場合には、早めの受診をおすすめします。

横浜フロント脳神経外科・泌尿器科では、陰茎や尿道に関する症状、性感染症の検査・治療についてご相談いただけます。

デリケートな症状であっても、恥ずかしがる必要はありません。気になる症状がある方は、一人で悩まず泌尿器科へご相談ください。

※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としています。症状や治療方法は患者様によって異なります。実際の診断や治療については医師の診察を受けてください。


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